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商品詳細

2010-m063-降三世明王-1200

税別価格: 1,200円~170,000円(税別)
オプションにより価格が変わる場合もあります。
作品形態(バリエーション):
数量:

A3サイズ和紙 モノクロ印刷 白描画
明王は人間界と仏の世界を隔てる炎の世界に住し、人間界の煩悩が仏の世界へ波及しないよう聖なる炎によって煩悩や欲望を焼き尽くす反面、仏の教えを素直に信じない民衆を何としても救わんとする慈悲の怒りを以て人々を目覚めさせようとする仏である。
降三世明王は五大明王の一人として東方を守護する仏であり、元の名を Trailokyavijaya(三つの世界の王を下す者)という。この名が指す三つの世界の王とは、古代インド神話に登場する自在神シヴァのことである。

シヴァは妻の烏摩(ウマ)と共に「過去・現在・未来の三つの世界を収める神」としてヒンドゥー教の最高神として崇拝されていたが、仏教における最高神大日如来はヒンドゥー教世界を救うためにシヴァの改宗を求めるべく、配下の降三世明王を派遣し(或いは大日如来自らが降三世明王に変化して直接出向いたとも伝えられる)、頑強難化のシヴァとウマーを遂に超力によって降伏し、仏教へと改宗させた。降三世明王の名はすなわち「三つの世界を収めたシヴァを下した明王」という意味なのである。降三世の両足は、禅定と智慧を意味する。



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