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ホーム■2010年制作白描画2010-06羅喉阿修羅王(三面六臂)1200
商品詳細

2010-06羅喉阿修羅王(三面六臂)1200

税別価格: 1,200円~180,000円(税別)
オプションにより価格が変わる場合もあります。
作品形態(バリエーション):
数量:

A3サイズ和紙 モノクロ印刷 白描画
阿修羅は帝釈天に歯向かった悪鬼神と一般的に認識されているが、阿修羅はもともと天部の神であった。阿修羅の一族は、帝釈天が主である「とう利天」に住んでいた。阿修羅には「舎脂」という娘がおり、いずれ帝釈天に嫁がせたいと願っていた。しかし、その帝釈天は「舎脂」を誘拐して犯した。それに怒った阿修羅が帝釈天に戦いを挑むことになった。阿修羅は道義的には間違っていないが、その後、娘の「舎脂」が帝釈天の正式な夫人となっていたのに、戦いを繰り返すうちに『許す心』を失っていった。つまり、仏教では、たとえ道義的には正しくても、それに固執し続けると、善心を見失い、妄執の「悪」となることを説いている。このことから、仏教には『聖戦はない』ということを知らねばならない。 六道思想では、天界を追われた阿修羅の住処として修羅界が加えられ、常に闘う心を持ち、その精神的な境涯・状態の者が住む世界、あるいはその精神境涯とした。
この図は、国宝・六道絵の阿修羅道幅より羅喉阿修羅王を参考に、三面六臂の像にした。
※舎脂(シャチー)は、インド神話に登場する女神。アスラ(阿修羅)の娘でインドラ(帝釈天)の妻。また帝釈天の本名は?尸迦(きょうしか)というので?尸迦夫人とも称される。



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