『仏画・白描画の倉庫』 仏画、下絵、手本、ぬり絵、写仏、線画、白描、など仏画に関することなら、プロ集団:仏画工房・楽詩舎にお気軽にご連絡下さい。
仏画工房 楽詩舎のネットショップです。全国の寺院に5000点の仏画をお納めした実績をもつ仏絵師・藤野正観と弟子たちが直接運営管理していまます。
ホーム■2019年制作白描画2019-051 十七尊曼荼羅 -縦長A3ヨコ二枚組 -17000
商品詳細

2019-051 十七尊曼荼羅 -縦長A3ヨコ二枚組 -17000

税別価格: 17,000円~360,000円(税別)
オプションにより価格が変わる場合もあります。
作品形態(バリエーション):
数量:

A3サイズ和紙 二枚組 モノクロ印刷 白描画

十七尊曼荼羅とは、真言密教において理趣経法の本尊として用いられる「金剛薩タ十七尊曼荼羅」のことである。金剛薩タを中央に描き、その周囲に欲金剛菩薩・触金剛菩薩・愛金剛菩薩・慢金剛菩薩の四金剛菩薩、さらに八供養女、四摂菩薩を配する。金剛界九会曼荼羅の理趣会もこれに相当する。

 弘法大師空海が友人である遣唐大使藤原葛野麻呂の死に際し、葛野麻呂本人の遺品の紫綾文服に十七尊曼荼羅を刺繍して追善の法要を営んだことが記録に残っている。

 十七尊曼荼羅の構成には、(1)『理趣広経』「真言分」や金剛薩タ儀軌類などに説かれる構成のもの、(2)弘法大師空海請来の金剛界九会曼荼羅理趣会に見られる構成のもの、(3)『般若理趣釈』や不空三蔵訳『十七尊義述』などに説かれる構成のものがある。
 本図は(3)の構成をとる。内院中央に金剛薩タ、その四方に四金剛菩薩を、四隅に四金剛菩薩と同じ姿をした供養女(欲女・触女・愛女・慢女)を描く。外院には四方に四摂菩薩、四隅に金剛華菩薩・金剛香菩薩・金剛灯菩薩・金剛塗香菩薩を配する。
 この構成は『般若理趣経』の十七清浄句と深い繋がりがあるとされる。

※川崎一洋氏の論考「『理趣経』の曼荼羅 」を参考にさせて頂きました。

※この白描画は二枚組です。 貼合わせて一枚にする方法は、動画でどうぞ。 貼り合わせるお時間の無い方は、バリエーションで「1枚に貼合せ済白描画(印刷)」をお選びください。

 

 



  Powered by おちゃのこネット
ホームページ作成とショッピングカート付きネットショップ開業サービス