A3サイズ和紙 モノクロ印刷 白描画
文殊は、智慧を司る菩薩として篤く信仰され、釈迦の脇侍となるほか単独にも盛んに祀られた。
「三人寄れば文殊の智恵」ということわざを生み、学問を司る仏として広く信仰されている。

密教では通常、智慧の清純で執着のないことを示す童子形に表され、
一・五・六・八字と四種ある真言〈しんごん〉のそれぞれに応じて、頭にその数の髻〈もとどり〉を結う像があるが、中でもこの図の様な、息災を本誓とする五髻文殊が多い。