『仏画・白描画の倉庫』 仏画、下絵、手本、ぬり絵、写仏、線画、白描、など仏画に関することなら、プロ集団:仏画工房・楽詩舎にお気軽にご連絡下さい。
 

商品詳細

2012mk-410-降三世三昧耶会-不空成就如来等-1200

税別価格: 1,200円~150,000円(税別)

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A3サイズ和紙 モノクロ印刷 白描画不空成就如来は五鈷杵とその上に載った羯磨杵で表される。羯磨杵は十字鈷杵とも呼ばれ如来が動くときに衆生に向けて発せられる十字形の光線の象徴である。これは仏の衆生救済の働きが障害を受けることなくあらゆる方向に向かって完全であることを表す。
 
金剛業菩薩は羯磨杵で表される。毘慮遮那如来はこの金剛業菩薩の誓願によって仏のあらゆる衆生救済の働きを可能にするとされている。

金剛護菩薩は甲冑の三鈷杵で表される。尊名の護とは、身を保護することで、これは、菩薩が衆生救済するにあったって菩薩の身を堅固に護る必要があることからきており、武士が戦場で身を護るために着装していた甲冑が喩えられている。

金剛牙菩薩は二つの半三鈷杵で表されこれは牙を意味している。この牙で魔を屈伏させる。この菩薩は金剛暴怒菩薩とも称されあらゆる魔を猛々しく食いつくすが、その暴虐な性格も衆生を救うための大悲に由来するという。

金剛拳菩薩は二つの金剛拳で表される。金剛拳菩薩は一切如来の誓願の堅固であることを表す尊である。堅く握られた二手はその意志の強さを象徴している。自ら悟りの境地に至りながらも、衆生が苦しむ世間に身を置き両処を結びつけようとする金剛薩たの願い(無住処涅槃)が、この金剛拳菩薩によって実現されるといわれている。
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