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2012mk-229-供養会-不空成就如来等-1200

税別価格: 1,200円~170,000円(税別)

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A3サイズ和紙 モノクロ印刷 白描画不空成就如来は左手を金剛拳にして臍の前におき、右手では施無畏印を結んでいる。尊名の不空成就とは確実に(空しくなく)仏の働きを成就する尊であるという意味。大日如来の衆生救済の智慧である成所作智(さまざまに変化して衆生を仏道に導くはたらき)を司り、天鼓雷如来や釈迦如来と同体とされる。
 
金剛業菩薩は羯磨杵を載せた蓮華を両手で持つ。毘慮遮那如来はこの金剛業菩薩の誓願によって仏のあらゆる衆生救済の働きを可能にするとされている。

金剛護菩薩は甲冑の三鈷杵を載せた蓮華を両手で持つ。尊名の護とは、身を保護することで、これは、菩薩が衆生救済するにあったって菩薩の身を堅固に護る必要があることからきており、武士が戦場で身を護るために着装していた甲冑が喩えられている。

金剛牙菩薩は二つの半三鈷杵を載せた蓮華を両手で持ち、これは牙を表している。この牙で魔を屈伏させるとされる。金剛暴怒菩薩とも称されあらゆる魔を猛々しく食いつくすが、その暴虐な性格も衆生を救うための大悲に由来するという。

金剛拳菩薩は二手の金剛拳を載せた蓮華を両手で持つ。一切如来の誓願の堅固であることを表す尊である。堅く握られた二手はその意志の強さを象徴している。自ら悟りの境地に至りながらも、衆生が苦しむ世間に身を置き両処を結びつけようとする金剛薩たの願い(無住処涅槃)が、この金剛拳菩薩によって実現されるといわれている。
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