A3サイズ和紙 モノクロ印刷 白描画 如来毫相菩薩は如来の三十二相の一つ、白毫相の功徳を表す。白毫とは仏の眉間にある細毛。如来毫相菩薩は白毫より発する光で衆生を照らし、その光に当たったものは業障が除かれ、心身ともに安楽になるという。よって如来毫相菩薩は限りない福業の集成であり、これにより衆生の願いを満たすのである。
一切如来宝は、全ての衆生の願いに応じて様々な宝を生み出すという。この仏母の働きによって、この尊は宝珠三昧とも言われる。手に持っている三形の如意宝珠は、このような徳を示したものである。