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2019-009-両頭愛染明王-2000

税別価格: 2,000円~280,000円(税別)

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愛染明王を解く経典は、すでに空海が将来し、またその図像は宗叡が理趣経曼荼羅図像の一図として請来していることが知られている。
しかし、実際の造像と信仰は平安後期から行われたようだ。
これを本尊とする修法は、敬愛 (和合親睦)を中心に息災・調伏など、かなり範囲の広い期間に対応していた。
院政期を経て鎌倉時代に入ってもその信仰は衰えず、贈容・図像にも様々なバリエーションが生み出される。
両頭愛染というのは、愛染明王(向かって左)に不動明王(右)が合体したもので、「覚禅鈔」では円仁将来とされている。
愛する人の名前を書いて、この明王の前に置き呪文を唱えると、願いが叶うとされる。
紅白の二つの顔を持つ。左が怒りの顔で赤い、右が慈しみの顔で白。お不動様と愛染明王が合体したものとされる。手は愛染明王の六臂に加え、不動明王の二臂で計八臂。持ち物はそれぞれ単体と同じ。
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