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A3サイズ和紙 モノクロ印刷 白描画
最勝太子は毘沙門天と吉祥天の子で、父とともに護法に努めているという。
この名前から真の勝利を我が物にすることができる享受の神としても受け入れられている。
毘沙門天と吉祥天の間には五人の子があるとされ、眷属のひとつとして「五太子」とする。
『尊容鈔』では最勝太子・独健太子・那叱太子・常見太子・善膩師太子の名が挙げられ、『秘鈔問答』では、禅尼師・独健・那叱・鳩跋羅・甘露の名が挙げられて、呼称は一定しない。
中でも善膩師太子は、父・毘沙門天との三尊形式において、母・吉祥天とともに脇侍として配されることが多い。