A3和紙印刷(モノクロ)白描画
仏教の護法神であり、十二天においては北方を守護する毘沙門天である。
仏教を護り、多くの仏の教えを聞くところから多聞天とも訳される。
毘沙門天は古代インド神話にでてくるクビラのことであるといわれ、暗黒の神であったが、次第に光明の神となり富の神として信仰されるようになった。
そのため、日本でも財宝や福徳を与える神として祀られる。
やがて毘沙門は七福神の一神とされたほか、吉祥天の夫ともいわれ盛んに信仰される。
また戦勝を祈願する神として特に武士階級の人々の信仰を集めた。