A3サイズ和紙 モノクロ印刷 白描画
吉祥天は「功徳天」「宝蔵天」とも呼ばれ、もとはインドのヴィシュヌ神の妃で福徳を司るラクシュミーであるという説が有力である。
仏教に取り入れられてからは、釈尊とともに過去世において修行し、人々を救うために福徳豊穣の神となってこの世に現れたものであるとし、この天女を供養すれば皆福徳が授けられるとする(金光明経)。
仏教では毘沙門天の妃とされているため、脇侍として共に祀られる。
今では七福神で唯一の女神は弁財天であるが、当初の紅一点は吉祥天であったとも言われる。
日本においては、神社でも信仰の対象としているところもあり、神道の神でもある。