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2012mk-116-三昧耶会-那羅延天等-1200

税別価格: 1,200円~150,000円(税別)

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A3サイズ和紙 モノクロ印刷 白描画那羅延天は八輻輪であらわされ、この八輻輪は古代インドの武器である。那羅延天はもともとヒンドゥー教の主要な神の一であったが、仏法を守護する強力無比の天として仏教に取り入れられた。

拘摩羅天は三鈷鈴で表される。尊名のクマーラとは少年、童子という意味で童子形をしている。シヴァ神の息子とも言われ、ヒンドゥー教の神話にも登場する。

傘蓋毘那夜迦は傘蓋で表される。別名金剛摧天ともいい、金剛の智慧によって煩悩を粉砕し、また大悲の傘蓋によって心を煩悩から覆い隠すという二義が解釈される。

梵天は紅蓮華で表される。この紅蓮華は、ヒンドゥー教神話では、宇宙創造の時、創造主ヴィシュヌの臍から生じた蓮華の上に梵天が座り、そこからこの世界が創造したという神話による。梵天は後に仏教に取り入れられ仏法の守護神となり、梵天と称されるようになった。釈迦が悟りを開いた後、その悟りを広めることをためらったが、その悟りを広めるよう勧めたのが梵天と後述の帝釈天とされる。

帝釈天は独鈷杵で表される。この独鈷杵は自然現象の稲妻を表すといわれ、このことから帝釈天はその出生が自然現象に由来していることが分かる。独鈷杵は武器でもあることから、ヒンドゥー教神話では戦闘の神であったことがうかがわれ、仏教では仏法を守護する善神として取り入れられた。
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