A3サイズ和紙 モノクロ印刷 白描画日天は右手に日輪をもつ。バラモン教の神であったが、後に仏教に取り入れられた。太陽(日輪)を神格化した神。
月天は右手で半月を持つ。月光は冷たく輝き、それは煩悩の熱悩を冷却し清涼の境地に導く功徳があるとされる。
華鬘毘那夜迦は右手で華鬘を持つ象頭人身の尊。毘那耶迦の一類で、別名金剛食天ともいう。
羅刹天は右手にばいという棒を持つ。性質が暴虐で人肉を食べるという。胎蔵の涅哩帝王と同一視される。
けい惑天は右手に火聚を持つ。火星にあたるとされる。
以上五尊は外金剛部二十天である。