A3サイズ和紙二枚組 モノクロ印刷 白描画 二十八部衆は、千手観音の眷属(仏や菩薩につき従うもの。脇待、随順する諸尊など)。東西南北と上下に各四部、北東・東南・北西・西南に各一部ずつが配されており、合計で二十八部衆となる。本図はその尊像の半数に雷神を加えた15部が描かれている。京都三十三間堂に安置されている二十八部衆に風神・雷神を加えた30体の等身大の尊像は大変有名である。その多くは古代インドに起源をもつ神々で千手観音に従って仏教と、その信者を守るとされている。尊容は天衣の女神や甲冑をつけた神将、動物や楽器を執るものなど変化に富み、神名には諸説があり一定でなはないが、本図は三十三間堂の二十八部衆の名称を参考に当てはめてみた。尊名は向かって右上から以下の通りである。
摩醯首羅王
雷神
金大王
摩侯羅王
金色孔雀王
散脂大将
乾闥婆王
阿修羅王
難陀龍王
毘沙門天
満善車王
婆籔仙人
那羅延堅固
五部浄
大弁功徳天
※この白描画は二枚組です。
貼合わせて一枚にする方法は、以下の動画でどうぞ。
https://www.youtube.com/watch?v=j2mDZhFThT0&feature=youtu.be
貼り合わせるお時間の無い方は、バリエーションで「1枚に貼合せ済白描画(印刷)」をお選びください。