仏画工房 楽詩舎 ネットShop 白描画の倉庫

A3サイズ和紙 モノクロ印刷 白描画 蘇悉地羯羅菩薩の蘇悉地とは妙成就と訳し、羯羅とは作ると訳す。蘇悉地羯羅菩薩とはすなわち妙成就を完成したものの意である。妙成就には五種あり、(1)精進(2)明王(3)除障(4)諸々の勇猛事(5)一切の真言、である。
曼荼羅菩薩は転法輪菩薩、すなわち弥勒菩薩の教令輪身（金剛界五仏が教えを実行するために憤怒の形相である五大明王に化身
すること）である。真言は小金剛輪の真言と言い、行者が曼荼羅観想の後この真言を唱え、曼荼羅の諸尊が全て出現するように祈願するものである。