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2009-179菩提樹天(法海寺壁画より)-1200

税別価格: 1,200円~180,000円(税別)

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A3サイズ和紙 モノクロ印刷 白描画中国法海寺の壁画より菩提樹天を抜粋。お顔の面相も日本風にアレンジ。仏教三大聖木(無憂樹、菩提樹、沙羅双樹)の一つ菩提樹の聖霊。 ■無憂樹(むゆうじゅ)お釈迦さま誕生の花で、アショーカというマメ科の植物です。 臨月近くになったマーヤ夫人が、故郷のデーバダハ城に帰って出産するため、カピラ城を出て途中休憩の為に立ち寄ったルンビニの花園で、咲き競っていたアショーカの花に右手をさしのべた時にお生まれになったのがお釈迦さまです。マーヤ夫人が何の心配もなく安らかに出産したことから、後に無憂樹と名付けられたそうです。 ■菩提樹(ぼだいじゅ)お釈迦さまお悟りの木で、インドボダイジュというクワ科の植物です。苦行により衰弱した体を尼蓮禅河の流れできよめ、村の娘スジャータから乳糜(にゅうび、乳粥)の供養を受け元気を回復し、ブッダガヤで悟りを開かれた時にこの樹の大きな根に包まれるようにお座りになったといわれる樹。 ■沙羅双樹(さらそうじゅ)お釈迦さま入滅(にゅうめつ)の木。フタバガキ科の植物。各地に教化の旅であったある日、ひとりの鍛冶屋チュンダから豚肉料理ともキノコ料理とも言われるが、供養を受けた。それにより激しい腹痛をおこし二本の沙羅双樹の間に身を横たえられ、最後の説法をされ涅槃に入ったといわれる木です。その時、沙羅双樹は、悲しみに枯れる一方で満開の花をつけ、花びらがお釈迦さまに降りかかったという。お釈迦さまの入滅とともに枯れ、その白い花が白鶴が群れをなして留まっているように見えたとされるところから鶴林(かくりん)ともいわれます。 「祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり、沙羅双樹の花の色、盛者心衰の理をあらわす」は、『平家物語』の冒頭の一節ですが、この伝承に基づいてます。 また、日本で沙羅の木と言われる木は、ツバキ科のナツツバキです。
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