A3サイズ和紙 モノクロ印刷 白描画一字金輪仏頂 (いちじきんりんぶっちょう)、梵名エーカークシャラ・ウシュニーシャチャクラ [ekaakSara-uSNiiSacakra]は仏頂尊の一尊。深い瞑想の境地に至った如来が説いた一字の真言ボロン [bhruuM]を神格化したものである。一字とは梵字一文字で表せるボロンを真言とすることに由来する。金輪とは転輪聖王のうち最も優れた金輪王を意味し、仏頂尊の霊験が極めて優れたことを譬えたもの。大日金輪は、、全身を五智宝冠等の装身具で飾り、印相は智拳印。七匹の獅子の支える白蓮華の上に座す。その姿は金剛界大日如来に酷似するが、大日如来が月輪の中に座すのに対し、大日金輪は日輪(赤い月輪)の中に座すのが特徴である。また、日輪の周縁に輪宝が配される場合もある。