A3サイズ和紙 モノクロ印刷 白描画鎮宅霊符神図(妙見大菩薩)鎮宅霊符神は、仏教の妙見大菩薩と同体とされています。妙見信仰とは、一般には仏教でいう北辰妙見菩薩に対する信仰をいいますが、その源は、道教における星辰信仰、特に北極星・北斗七星に対する信仰にあります。妙見とは「妙なる視力」、事の善悪や真理をよく見通すという意味。いわゆる土御門神社(陰陽道)の「鎮宅霊符神」というご神体が、密教でいうところの「妙見大菩薩」に相当します。我が国では神道の神様とされていますが、本来は陰陽道のご本尊だそうです。鎮宅とは、家宅の災禍を祓い消し、鎮めるという意味がありますが、家の中で起こる災いを防ぎ、家に降りかかる災難を除け、家族を守り、家に幸福を呼び寄せるという家族にとってはたいへんありがたい神様です。霊符とは、わが国でいう『お札』『お守り』の原点だそうです。