A3サイズ和紙 モノクロ印刷 白描画多羅仏母・救度母(くども)とも言われる、衆生に対して慈愛の眼を持つ慈悲の女神である、彼岸への引導を務める菩薩でインドやチベットでは緑色や白色の像があり菩薩の中で男性の貴族・勇者をイメージする観音菩薩と並び最も信仰を集めた。多羅菩薩は観音菩薩の瞳(ターラー)から生まれたとされる、同じく観音の眉の皺から生まれた毘倶胝(ブリクテー)と共に観音の脇侍を務める女性尊である。多羅菩薩は梵語名(ターラー)の音訳を言い意訳に於いては眼精・星輝を意味する、観音菩薩の眼から発せられる光明から生まれ、観音化身とされ三尊形式では釈迦如来の脇侍を務める事がある、願望・気運などなど成就のご利益を有すると言う。この絵は、合掌し蓮華を持っておられます。