A3サイズ和紙 モノクロ印刷 白描画歓喜天(かんぎてん、Skt:Ganapati)は、仏教の守護神である天部の一つで、聖天(しょうてん)、大聖歓喜天、大聖歓喜大自在天、大聖歓喜双身天王、あるいは毘那夜迦、ともいいます。「聖天」は「しょうでん」と濁って読む事も。象頭人身の姿で表わされます。歓喜天がかつて悪事をはたらいていると、十一面観音が欲望を鎮めようとあらわれ、仏法の守護にあたることを誓わせて天女の姿に化身して抱擁したとされる。これを表すのが男女抱擁像で、男女2体の像が向き合って抱擁している形に表わされる。こうした像の性格上、歓喜天は秘仏とされ、一般には公開されないのが普通とされる。日本の密教(東密・台密)では福徳を祈る歓喜天法(聖天法)の本尊とされていますが、一般には男女和合、子授けの神として信仰されています。真言オン キリ(ク) ギャク ウン ソワカ(Aum Hrih Gah Hum Svaha)邦訳すれば、「オーム (聖音)、涅槃の証得 円満 調伏 スヴァーハー (成就祈願)」という意味になります。ご利益は、医者でも治せない難病や怪我の治癒、一切の障害を除き裕福になる、男女和合、子授けなどがあります。その功徳はあまりにも霊験が強いために、子孫七代までの福を一代で取ると言われています。 今話題の本のTVドラマ化「夢をかなえるゾウ」の神様としても人気です。