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ホーム■2009年制作白描画2009-157一字金輪仏頂曼荼羅A3二枚組-2000
商品詳細

2009-157一字金輪仏頂曼荼羅A3二枚組-2000

税別価格: 2,000円~230,000円(税別)
オプションにより価格が変わる場合もあります。
作品形態(バリエーション):
数量:

A3サイズ和紙 モノクロ印刷 白描画
一字金輪仏頂
深い瞑想の境地に至った如来が説いた一字の真言ボロンを神格化したものである。金輪とは転輪聖王のうち最も優れた金輪王を意味し、仏頂尊の霊験が極めて優れたことを譬えたもの。そのため一字金輪曼荼羅では、転輪聖王が従えるという七つの宝(金輪、如意宝珠、女宝、馬宝、象宝、主蔵宝、主兵神宝)が、一字金輪仏頂と仏眼仏母と共に描かれる。所依の経典により、如来形の釈迦金輪と大日金輪の二つの姿が説かれる。この図、大日金輪は、大日如来所変の仏頂尊とされ、金剛界大日如来が胎蔵界日輪三昧という瞑想の境地に入って唱えた「ボロン」の神格化とされる。その姿は、全身を五智宝冠等の装身具で飾り、印相は智拳印。七匹の獅子の支える白蓮華の上に座す。その姿は金剛界大日如来に酷似するが、大日如来が月輪の中に座すのに対し、大日金輪は日輪(赤い月輪)の中に座すのが特徴である。また、日輪の周縁に輪宝が配される場合もある。大日金輪は、天台宗では蘇悉地法の本尊として金剛界・胎蔵界大日如来に並ぶ尊格とする。また仏眼仏母と表裏一体の存在とも考えられ、金剛界大日如来が胎蔵界日輪三昧の境地にある姿が大日金輪、胎蔵界大日如来が金剛界月輪三昧にある姿が仏眼仏母であるとする。また、一字金輪仏頂が折伏、仏眼仏母が摂受によって衆生を教化するという意味でも表裏一体である。 一字金輪仏頂の曼荼羅に仏眼仏母、仏眼仏母の曼荼羅に一字金輪仏頂を配して修法を行うのも、両者の補完関係を期待してのものである。つまり、一字金輪仏頂の霊験の輪宝によって倒された悪神は、真実の眼を開く仏眼仏母によって善神として蘇るのだという。なお、一字金輪仏頂を本尊とする修法はあまりに強力であり、その壇から五百由旬四方の場所で行われている他の修法は全て無効化されてしまうとされた。そのため、真言宗では東寺の長者のみが修することを許されていたという。



※この白描画は二枚組です。
貼合わせて一枚にする方法は、以下の動画でどうぞ。
https://www.youtube.com/watch?v=j2mDZhFThT0&feature=youtu.be
貼り合わせるお時間の無い方は、バリエーションで「1枚に貼合せ済白描画(印刷)」をお選びください。
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